不思議と食べなれているはずなのに料理名が思い出せないのです…
ミキサー食、キザミ食がまさにこれです!見た目では料理名が分かりません。
富岡食肉センターでは、凍結含浸法を用いた調理で、食品の形状や栄養成分を損なうことなくプリンのような柔らかさで食べることのできる介護食を目指しています。
果物は熟すと柔らかくなります。これは果物に含まれるペクチナーゼという酵素の働きです。でも野菜や肉、魚にはこのペクチナーゼという酵素がありません。この酵素 を野菜や肉、魚に添加したらどうなるか?と言うのが凍結含浸法のそもそもの発想です。書いて字のごとく素材を凍らせ細胞と細胞の間を広げ酵素液を染み込みやすくします。そして寝かせることで酵素液が細胞と細胞を切り離すのです。
結果、形のままプリン状態になるわけです。
※「凍結含浸法」は広島県により登録商標出願中です。